山口県中小企業診断士理論政策更新研修会ーレポート①ー

こんにちは!ひだまりコンサルティングの松田です!先日中小企業診断士のための研修会が行われ、参加してきたので研修内容を共有していきたいと思います。

理論政策更新研修会とは・・・

国家資格である中小企業診断士は合格後も研鑽しその専門性を世の変化に合わせてアップデートさせていくために勉強を続けていきます。理論政策更新研修会はその一環で行われる研修会です。

今回の内容としては、①中国経済産業局が行う中小企業政策の概要②他診断士の活動事例の紹介の2本柱でした。

本投稿では【①中国経済産業局が行う中小企業政策の概要】を紹介していきたいと思います。

≪中国地域の概況≫

まず、生産指数はコロナ前に戻っていないということです。 要因としては、物価高騰による仕入原価の上昇と実質賃金のマイナスに伴う購買力の低下で物が売れなくなるという悪循環。そこに人手不足が重なる。

これについては皆様の日々実感していることが、データとしても確かに示されていました。

当局としては、 適正な価格転嫁と業績回復、賃金上昇につなげたい。人手不足には生産性向上と人材確保・育成の土壌を醸成させる環境を作るという両輪で対応する。データによると2045年には2020年よりも労働者(生産年齢)は21%も減少する見込みだそうです。なので、単純計算で今5人で回している作業は4人で回せるようにならないと現状が維持できないということです。

具体的な支援の方針としては、 人への投資設備投資M&A研究開発投資の4つの柱とのことです。

全体を通じて印象的だったのは、 コロナの数年間、政府は巨額のお金をバラまいてきた(補助金や助成金)がこの流れは終わる。これからは融資の審査も厳しくなるし、とにかく自立した経営が求められる。

中小企業診断士も「課題解決型」の伴走支援から「経営力再構築型」の伴走支援が求められ、時間がかかり、効果の見えにくく、より難解な業務への対応力が必要とされていきます。

引用:「新しい中小企業政策について」中国経済産業局作成

中小企業診断士として、経営者の皆様との長期にわたる伴走支援ができるように私自身のスキル・経験値をこれからも高めていきたいと思います。

次回は【②他診断士の活動事例の紹介】を紹介したいと思います。まさに、この記事で紹介させていただいた経営力再構築型の伴走支援の実践例でした。9年間に渡る飲食店オーナーとの二人三脚は皆様の経営に役に立つエッセンスがいっぱい詰まっておりましたので、公開を乞うご期待ください!

中小企業診断士とは??? という方はこちらをご覧ください!→ホーム - 山口県中小企業診断協会

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